近代港湾の建設について日本語で書かれた本格的な教科書。 執筆者の廣井勇は1897(明治30)から小樽築港事務所長として, 難工事といわれた小樽港北防波堤の築造を監督,指揮した。 その時の経験をもとに執筆されたものが本書である。 廣井はこの本の出版によって工学博士の学位を授与された。